2005年02月01日
DTIでは迷惑メールの蔓延を防止するための取り組みとして、Message Submission Port(587番ポート)でのメール送信をお願いしております。 DTIメールサーバー〜送信先メールサーバーの間とは別に、お客様メールソフト〜DTIメールサーバーの間の通信について専用の通信ポートを提供するものです。メールソフトで送信用ポート番号の設定を変更いただくだけでご利用いただけます。 Message Submission Port (587番ポート)への設定変更方法についてはメールマニュアルからご利用のメールソフトのページをご確認ください。 DTIが標準提供しているメール送信時のウイルスチェックサービスはMessage Submission Port(587番ポート)にも対応しておりますのでご利用ください。 ※一部のセキュリティソフトは、メール送信時にウイルスチェックを行う機能がありますが、Message Submission Port(587番ポート)利用にあたり、設定変更を要する場合、対応しない場合があります。 Message Submission Port(587番ポート)を使用してメールを送信する場合はSMTP AUTH方式にて認証が必要となります。POP before SMTP方式では送信できません。 ※古いバージョンのメールソフトの一部などにおいて、SMTP AUTH方式が使用できない、ポート番号が変更できないなどMessage Submission Port(587番ポート)がご利用できない場合があります。この場合は、設定が可能な新しいメールソフトへ変更されることをお勧めいたします。(メールソフトによっては、メールソフトのバージョンアップによってSMTP AUTH 方式に対応する場合もございます) 迷惑メールの防止には、Message Submission Port(587番ポート)のご利用や、SMTP AUTH方式認証の普及が必要です。 ポート番号とは、インターネット上の通信を識別するための番号であり、従来、メールを送信する際の通信においては、お客様のメールソフトからのメール送信と、メールサーバー間の通信は同じポート(25番)が主に利用されておりました。 Message Submission Port (587番) はメールサーバーがお客様のメールソフトからのメール送信を受け付けるために用意された、専用のポートです。ポートが分離され、さらにメール送信のたびに認証を行う仕組みが普及することで、プロバイダーの提供するメールサーバーで認証を行って行われるメール送信と、別の経路で行われるメール送信の区別が可能となります。 その結果、迷惑メールが発信されにくい環境が整っていくと考えられます。 DTIでは SMTP AUTH方式認証の利用を必須とした Message Submission Port(587番ポート)を提供し、これらの設定をお客様にご利用いただけるよう各種案内において標準設定とさせていただいております。 POP before SMTP方式 および 25番ポートによるメール送信は、より一層のセキュリティ強化のため、将来提供を制限する場合があります。 迷惑メール送信防止を目的として Outbound Port 25 Blocking を導入するプロバイダーが増加しています。 外出時など、Outbound Port 25 Blocking を導入しているプロバイダーの接続を利用してメールを送信する場合、従来の設定(25番ポート)では通信が遮断され、DTIのメールサーバーがご利用いただけません。 ※DTIでの Outbound Port 25 Blocking 実施については 「迷惑メール対策について」 をご覧ください。