2006年08月01日
現在の迷惑メール送信防止対策として行っている、携帯電話ユーザー宛の「Outbound Port 25 Blocking」について、2006年8月15日より制限の対象となる接続回線および携帯電話事業者の拡大を実施いたします。また、携帯電話以外のメールアドレス宛のメール送信についても2006年11月上旬より順次拡大いたします。 1. 携帯電話ユーザー宛のメール送信制限の拡大について 2006年2月より、NTT 東日本・西日本の提供するフレッツサービスを利用した接続回線から、携帯電話事業者(NTTドコモグループ、KDDI、沖縄セルラー、ボーダフォン)のメールサーバーに対して、迷惑メールの送信を制限する「Outbound Port 25 Blocking」を実施しておりますが、次のとおり対象範囲の拡大を実施します。 拡大開始日
2006年 8月15日 [Outbound Port25 Blockingの対象となる接続プランおよび接続オプション] ・ FTTHプラン フレッツ光ファミリープラン フレッツ光マンションプラン フレッツ光ベーシックプラン Magic FTTH Family Magic FTTH Building Magic FTTH Basic ・ ADSLプラン イー・アクセスADSLプラン(追加) アッカADSLプラン(追加) フレッツADSLプラン Magic ADSL-F ・ ダイヤルアップ フレッツISDNプラン Magic IP網 AIR-EDGEプラン(追加) ・ モバイル(オプション) AIR-EDGE(追加) PacketWIN(追加) PacketOne(追加) DAL(追加) フレッツ・スポット @FreeD(追加) [Outbound Port25 Blockingの対象となる携帯電話事業者] NTTドコモグループ KDDI 沖縄セルラー ボーダフォン ウィルコム(追加) ※上記事業者のメールサーバーに直接メールを配信する場合に影響があります。 2. 携帯電話ユーザー宛以外へのメール配信制限の拡大について これまで携帯電話事業者のメールサーバーに対して、迷惑メールの送信を制限する「Outbound Port 25 Blocking」を実施いたしておりますが、以下の通り、この送信制限について携帯電話ユーザー宛以外のメール配信へも拡大いたします。 拡大開始時期 2006年 11月上旬より順次 Outbound Port25 Blockingの対象となるメール配信対象 DTIのメールサーバーを経由せず、「SMTP Port(TCP/25)」を用いた全てのメール配信。 ※これには、DTI以外の電気通信事業者や企業が提供するメール送信サーバーへの接続も 含まれます。 DTI以外の送信メールサーバーを利用する場合、「サブミッションポート(TCP/587)」 を利用したメール送信が必要です。 ※法人向けサービス「DTI-Magic」にて提供中の、固定IPアドレス接続サービスにおいて はこの制限の適用範囲外となります。 DTIでは、迷惑メール対策を業界全体で行うためのワーキンググループ「JEAG(Japan Email Anti-Abuse Group)へ参加し他プロバイダーと協調した活動などを通じて迷惑メール対策への取り組みを継続的に強化し、安心・安全なインターネット環境の提供に努めてまいります。